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家づくりを面白くする  ― GOU設計 ―

2022.09.20(Tue)

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八ヶ岳・”建物訪問”に行ってきました その5

こんにちは。

前回はY邸の敷地のこと、外空間(半野外)で過ごしたことを記載しました。

今回は、この家の室内について書いてみます。

ポイント①:大きな居室空間

NOGは若いころから住宅に、「中心となる大きな空間」を設えるよう意識してきたそうです。

これは小住宅や、今回のようなセカンドハウスでも同様です。

この家に関して言えば、玄関から庭に抜ける通路に面し”ワンルーム的”な空間が広がっています。

そしてこの空間には、コアのように配置された水廻りがあります。

この水廻りが、LDK(パブリックspace)と寝室(プライベートspacre)を、ゆるやかに隔て⇔ゆるやかに連続させています。

空間は大らかで、家全体を感じられる。

細かく仕切り過ぎない魅力も利点も、心地よさの体感でわかりますね。

ポイント②:快適な温熱環境のために

八ヶ岳は夏は涼しく快適ですが、冬の寒さが厳しい場所。

ワンルーム的なこの住宅には最適な「外断熱」として、既成の断熱パネルを使用し、室内側の合板をそのまま室内の仕上げ材としている。

つまり、内壁用に仕上材はなくても外壁として成り立っています。

また、今回は夏に伺ったため未使用でしたが、「断熱戸」はこの家の特徴でもあります。

これは、開口部(ペアガラスです)からの冷気を遮断する為に、サッシの内側はスライド式に断熱戸を設えています。

GOU設計は、都会から田舎暮らしをする住み手には、都会と同様の性能が必要だと考えています。

そのためセカンドハウスの室内環境は、設計時によくよく注意しているようです。

③開放感のある開口部

セカンドハウスにおいて、景観というのは殊に重要です。

普段住む場所から「その為にわざわざ行く場所」がセカンドハウス。

外の気持ち良い景色をどうしたら室内に取り入れられるか、設計はそのための工夫を相当しています。

この家であれば、天井を平らにして天井ギリギリまで開口部をとっている。

そうすることで開放感が増し、景色をキレイに切り取ることができています。

また前述の水廻り部分をわざわざコアにした理由のひとつは、開口部を水平に連続させていることにあります。

庭が室内と連続し、LDKは実際の面積以上に広く感じます。

ちなみに。

Yさんは多趣味で電気や音響関係も得意です。

室内は程よく金属のものがあり、「住み手の日用品というインテリア」を含めて、天然素材と人工的なものが織り交ざり、

Y邸らしさがあるように感じました。

また特に離れ、ガレージ棟は車やバイクを置くだけでなく、趣味の場所。

工具から無線関係に至るまで、生活も仕事も全力で愉しむYさんのための特別な場所です。

自由に使える自分だけの場があることは羨ましい限り。

大人になっても憧れる人の多い、秘密基地みたいなものじゃないでしょうか。

 

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