地球とからだとお財布にやさしい「住まい」について
こんにちは。
少し前に、建物のエネルギーに関する開発・製作・施工を行う会社へ伺ってきました!
場所は我孫子、会社は(株)IZENAと言い所長NOGが長年付き合いのある所です。
現CEOの前田さんは、NOGが信頼を寄せている方。
家の設備だけでなく、環境のことから雑談までお話しする間柄で、毎度お会いするのを楽しみにしている様子。
NOGから間接的に聞いているだけでも興味深く、今回私も連れて行ってもらいました。
IZENAは「蓄熱」という、今のところ住宅設備では馴染みのないシステムを開発しています。
また現在も、建物の環境設備に留まらず幅広く学び続け、地球環境の先を見据えて思案されている様子も伺えました。
ずっと勉強されてきた中でオススメの本など教えて頂けありがたいです。
地球環境。
学ぶことが多すぎる分野ではあれど、誰にとっても大切なこと。
私も、しっかりと知っていきたいと思いました。
環境に配慮された家や生活への需要は、ますます高まるばかりでしょう。
その、IZENAの製品案内です。
動画がわかりやすいかと思い、HPにあるものを2つ添付してみます。
よろしければみてください~。
私のわかる範囲で簡単に製品のことを伝えると、IZENAは「床下に水を蓄え熱源とする設備」を開発しました。
(水は特殊な袋に入っていて工事は単純です。)
この「水」が様々なエネルギー源から熱を得て、家を暖めたり涼しくしたり、室内の温熱環境を快適にします。
水を床下に、と聞くと初めはプロの方でもギョッ????としたり嫌悪される位なので、
これを読んだ方も嫌なイメージを持つかもしれません。
水は普通、建物にとって悪者ですから!!!
しかし、うちのNOGも当初はそうだったのが考えを改めたそうです。
実際、今まで水漏れのケースは一度もないそうです。
また、なぜわざわざ水を使ったかは、その性質にあります。
蓄熱というのは、冬の暖房だけでなく夏の涼しさにも活用でき、(保冷材の仕組みですね!)
エネルギーを多く長時間たくわえておけるものです。
その、「たくわえる力」が水は特別に大きいのだそうです✨
これには、設備設計のベテラン専門家も一押ししているようですよ。
そして、2つの動画でわたしが特に惹かれたのは、
様々なエネルギーと組み合わせ使用が自由であるということです。
例えばエアコン、電気ヒーター、太陽熱、薪ストーブetc・・・。
そしてそれが蓄熱機能で省エネになり、室内⇔地球どちらにも優しいのです!
環境にやさしくローテクなものを製品化しつつも、テクノロジーを否定していないこと。
ハイテクなもの~ローテクなものまで幅広く自由に使えるところも、これからの時代に合っているのではないでしょうか?
以上は、わたし個人の感想でした。
住宅における蓄熱システムは、今の断熱のように、そのうちすごく一般的になってくるのでしょうか?
少なくとも前田さんやNOGはそう考えGOU設計でも長く使ってきました。
(長く使ってきたからこそ、良さを実感していると言えます。)
NOGの考える家の設備や蓄熱の話は、もっと専門的に別の機会にお伝えしますね。
前田さんは多趣味で、アクティブでいらっしゃるようです。
その中のひとつが自転車で、ご著書もあります。
学生の頃の自転車部以来ずっと続け、ご結婚後奥さまもご一緒にされ、
日本のいろんな場所を自転車で旅したなんて、ステキだなあと思います。
暮らす中でも旅する中でも、きっと地球の綺麗な景色をたくさん見てきたんでしょうね。
地球の景観が変わっていくことは、それこそ自然なこと、避けられないことだと思います。
ただ、その時々にあったバランスで、地球と生きものが美しく守られていきますように!
GOU設計・S